今日もご注文、お問い合わせが多いこの商品、バリバリ現役。AE86のリアスプリングに挟み込むスペーサー。
http://silkroad-jp.com/html/pdf/ae86.all.pdf
正直、ホームページ上でも、普通のヒトには発見できないようなところに、小さく掲載されているだけ。これが、発売からゆうに30年を超えても、いまだに人気なことに驚きます。
30年以上販売され続けている商品って、そんなにありません。AE86の偉大さに脱帽。
なお、ネジ式の車高調整アダプターのほうが便利だと思うのですが、聞くところによると、AE86には色んなブランドからバリエーション豊富なリアスプリングが販売されており、それを利用したいヒトが多いので、自然と当社のアダプターで微調整などをするとのことです。
そんな方々に同時にご愛用いただいているのがコレ。
http://silkroad-jp.com/portfolio-2/ae86/sus_1ab-d02
リアのスプリングの高さを変えると、純正ショックアブソーバーの長さとストロークにミスマッチが発生します。底付きやリアスプリングの脱落の恐れ。それに加えて、スプリングレートが変わると、減衰力もそれにマッチしない場合は不快なピッチングや運動性能の悪化も。そういった問題を一気に解決する全長調整式、減衰力変更式のショックセット。
これ以外にもロングセラー商品がたくさん存在するAE86。この純正形状の強化品も販売から20年はゆうに超えています。
おなじみ強化タイロッドエンド。
リアコントロールアーム。
フロントピロテンションロッド。
まだまだあります。車高調制作キットにラテラルロッド、ミッションブッシュ、などなどキリが無い。
http://silkroad-jp.com/portfolio-2/ae86
このことからも、AE86が長きにわたってファンに愛されてきことが明確。
高級高性能ハイパワースポーツで無くとも名車に名を連ねるAE86。
大衆車カローラの系譜であり、ターボも搭載されていないこのクルマが、日本だけでなく、世界中のファンを虜にしています。こういうクルマこそ、日本を象徴する王道スポーツカーだと個人的に思っています。
スポーツカーの発祥はヨーロッパで、超富裕層の乗り物だったクルマのレース仕様ですから、庶民、大衆から、立ち位置が離れたものだったと思うのです。
それが日本という中間層が多いマーケットで独自の進化。1990年から2000年ごろにかけて、アメリカではSPORT COMPACT CARとして持てはやされ、日本に逆輸入の形で、「スポコン」と呼ばれていたのが、AE86、シルビア、シビック、スカイライン、RX-7といったクルマたち。
ところが、日産、トヨタ、ホンダといったメーカーは、日本だけでなく、世界が市場となり、グローバルに求められるものとして、ハイパワーな高級ラグジュアリー路線になりました。そんな高額、ハイパワー、巨大スポーツカーは、日本では少々もてあまし気味。
今、流行しているK-CARのレースは失われたコンパクトスポーツの替わりなのかもしれません。
そんなK-CARは、最近、海外からもの注目度が高い。ハイパワースポーツも良いのですが、コンパクトを求める需要も高まっているのではないかと感じます。
色々なジャンルがあるから楽しいのです。それぞれのジャンルが小さく減ってしまうのはさびしい。もし、大型ハイパワースポーツしかなくなってしまったら、ヒト握りのヒトしか楽しめないものになってしまう。
FT86は街中でも良く見ます。このカテゴリーにも十分可能性がある、ということを証明してくれていると思います。
「羊の皮をかぶった…」に表現されるような日本らしいクルマ、日本のメーカーさんに期待!